読む前の注意
このSSは時間的に志貴が遠野家に移動する前の話のIF「もし翡翠が志貴の学校にやってきたら」をちょーっと壊して書いたものです。というか「すごいよマサ…げふんげふん。
とにかく、キャスティングクロスオーバーっぽくてそれっぽくないSSをお楽しみください。
あと月姫ファンの方々へ
暴力反対(マテ
「皆さんこんにちは。暗黒翡翠拳部部長の翡翠と申します」
空手部を乗っ取り、暗黒翡翠拳部にしてしまった翡翠が会議室に部のメンバーを集めた。
というか俺は勝手に入れられてしまったんだが…まあしょうがない。
なんとなく最近あきらめることがうまくなったみたいだ。もしこの状態で本当の本編にいったらすぐに殺されてしまうのだろう。
「今日は忙しい所を呼び出して大変申し訳ないのですが…とても大事な話なので聞いてください」
あ…あれ? 今日の翡翠の様子いつもと違うな。
なんというかいつになく真剣さがある。
「昨日一人で部の今後の活動について考えていたのですが…その前に大事な事を決めるのをすっかり忘れていました…」
大事な事…?一体なんだ?
「そういうわけですので、今日はその大事な2つの項目を皆の話し合いで決定しなければなりません」
「2つの項目…?」
2つもあるのか。しかも翡翠もいつもとは違って深刻そうにしている。
「で、その項目ってのは…何?」
「これです!」
そういって翡翠が黒板に貼り付けた紙は…
――――――――――――――――――
|暗黒翡翠拳部の決まり事 |
| |
|・主題歌 |
| |
|・必殺技の名前 |
| |
| |
|決定している事 |
| |
|・部長(ワタシ) |
| |
|・返事(英語)例グッドモーニング|
| ウォンチュウ! |
| ムーンプリンセス|
――――――――――――――――――
「「何ぃー!!(ガビーン)」」
俺と有彦が声を荒げる。
「忘れてましたねえ」
「重要だもんね」
「「どこがー!!!(ガビーン)」」
なっなんでアルクと先輩はこのことに納得しているんだ…!
しかも二人とも仲良さそうに話しているし……(汗
「全部どうでもいい事ばっかりじゃないかーっ!!」
「そんな事決めてどうするんだー!!」
有彦と二人して翡翠につっこむ。すると翡翠は、
「いえ…それは違います…昔から言われてきました…」
「女なら…メイド服…」
「へへ…かっこつけやがって…くっ」
「なぜ泣くー!!?」
有彦も所詮あっちの人間なのか!
「それでは、皆がまとまりましたところでまず主題歌を決めようと思います」
確かに俺一人を除いてはまとまっているな…(苦笑)
「曲はブルースです。とりあえず私のイメージを昨日録音してきました。まずは聞いてください…」
カチッ
ダバサ〜(メロ)
タラリラ〜〜
タッタラリラリタラタラタラリラ〜〜
誰ですか?
養子ですか?
姉ですか?
え?
妹ですか!!?
まずいですよ妹は!
ああ!
やめてください!!
あ…!? あ…そうなんですか…
それなら仕方がありません…
メイドはいいものですね…
そう最高なのです!
光り輝きます…
暗黒翡翠拳部…
カチッ
「どうですか?」
「わかるかーっ!!!」
ハッ! しまった。あまりのやばさに精神が飛んでいた…。つっこみ感謝するよ。有彦。
「私は『そう最高なのです!』よりも『ソーセージなのです!』の方がいいですね」
「「えっ!!?」」
せっ先輩…突然何を。
「私も『姉ですか?』より『飴ですか?』の方がいいな」
「あっ飴!!?」
「アルクまで!!」
アルクよ。何で飴なんだ。
「う…そっそれなら俺も…」
「ホントは『妹ですか!!?』よりも『素人ですか!!?』の方が…」
「何ーっ!!?」
みっ皆一体何しゃべってるんだー!?(ガビーン)
「うん…! いい歌になりそうですね」
いい歌とかそんな話じゃねー!!
「では歌は大体できましたので…次は必殺技の名前ですね」
ひっ必殺技…? 一体何の?
「これも昨日考えてきましたので…これでほぼ決定だと思うのですが…」
そういって翡翠が書いてきた紙には…
「ビームライフル」
「そっそりゃ銃の名前だー!!」
「武器だよそれーっ!!」
ひっ翡翠は武器と必殺技の区別もつかないのか?
「志貴様…これは武器じゃなくて必・殺・技です!」
「だ…だから違うーッ!! 翡翠、必殺技ってのはつまり…俺が本編で使っている『十七分割』とかだ…」
((((そっそうだったんですか(のか,の)…!!))))
…ちょっと待て、皆驚いてるよ…(汗
というか本編っていって何で分かるのだろう。時間軸違うのに。それだったら言った俺も俺だけど。
「分かったよ志貴!」
「ちょっとゲームっぽくするんですね!」
「えっ!?」
なるほど! さすが! といわれてもあまり嬉しくないのだが…
「いっいや…そのゲームっぽくっていうか…」
「はい!」
先輩が手を上げる。
「これはどうですか?」
「サンア○ック」
「ダメーッ!!! なんかどっかで聞いたようなのはダメーッ!!」
「そっそうなんですか…」
いや、確かにそういうの使うケースもあるんだけどさすがにここで使う必殺技にそういう名前をつけるのは気がひける。
「じゃ…じゃあはい!」
今度はアルクが手をあげる。
「こんなのはどう?」
「うぐぅ」
「それじゃ『○ANON』じゃないかー! しかも口癖ー!!」
「アホかー! アルクさんはーっ!!」
「だっダメなの?」
俺と有彦がつっこみいれる。でもな、有彦。お前の手に持っている
「あぅー」
も『K○NON』での口癖だからな…
「それならこういうのはどうですか?」
そういって翡翠が出したのは、
「飛ばせ鉄拳」
「それじゃ文になってるじゃないかー!! そもそも必殺技なんだから文はダメだって!」
でも最近は文になっている技もあるんだけどな。さすがにこれはかっこ悪すぎ。
しかも飛ばせ鉄拳ってきっとあれからのパクリだろう…。
「以外と難しいんだね。必殺技って」
「み…皆が変な工夫するからだよー!! 普通でいいんだってこういうのは!」
普通に作ってくれよ。頼むから。
「普通でいいのでしたら…こういうのは…?」
そういって翡翠が出したのは…
「赤サンドイッチ」
…いや、確かに必殺技のようなものだけどさ。
「これもダメですか…」
「ダッダメもなにも…暗黒翡翠拳とどう関係があるのさー!!」
「じゃあこれは?」
「そんなのダメだって!!」
「こういうのはどうでしょう?」
「また文になってるー!!」
「こいつはどうだ?」
「何で記号なんだー!!」
「……!」
「……!! ……」
「ダメです!そんなのは三流のやることです!」
「大切なのは呼吸です!!」
「声が小さいです!!」
「立ってください!それでは明日の大会に勝つことはできません!!」
バレーボールが何球も連続で飛んでくる。異常に速い球なので受け止めるだけで精一杯だ。
「つまみ食いしてはいけません!」
誰が梅入りサンドイッチ(翡翠製)をつまみ食いするのだろうか…
「了承(1秒)」
あなたは出てくるゲームが違います。
………カバディカバディカバディカバディ……
「決まりませんねえ…」
「難しい…」
先輩やアルクが息を切らしながら言う。
というか途中から違う事やっていたような…
翡翠が率先して動いていたし…
「これじゃ埒があきません…しかたありません」
「必殺技はもう…自由です!!」
だったら…やらすなよ…!!!(ガビーン)
〜ナレーション〜
このとき、翡翠以外の部員の意志は一つになった…
「皆さん…用意はよろしいですか?」
翡翠が全員に呼びかける。
「「「「オーライ!!」」」」
「…オーライ」
俺以外全員がOKしてしまったので仕方なく俺もOKする。
「では最後に今日のおさらいをしたいと思います。いきます…!」
カチッ
ダバサ〜(メロ)
挨拶「ムーンプリンセス」
タラリラ〜〜
タッタラリラリタラタラタラリラ〜〜
誰ですか?
養子ですか?
飴ですか?
え?
素人ですか!!?
翡翠「ここで必殺技です!」
『赤サンドイッチ』
〜〜甘くありません、梅ですから〜〜
まずいですよ素人は!
ああ!
やめてください!!
あ…!? あ…そうなんですか…
それなら仕方がありません…
メイドはいいものですね…
ソーセージなのです!
光り輝きます…
暗黒翡翠拳部…
皆が悪い宗教に入ったかのように(入っているようなものだが)変な踊りを踊っている…。
やっやばい…
俺…
い…今ちょっとだけ…楽しかった…!!
〜ナレーション〜
自分の中に新たに生まれた感情を必死に否定する志貴だった…
あとがき
『十七分割』が必殺技なのか自分でも疑問に思ってます(マテ
感想・苦情・質問等あれば『kyo@po2.synapse.ne.jp』へ。